トレードに向き合う時、事前の準備はとでも重要です。
シナリオづくりやシュミレーションを立てておくことも無しにトレードに取り組みますと、
感情に任せた場当たり的トレードになりがちです。
市場参加者が注目する節やポイントをあらかじめ算出しておく、これだけのことでパフォーマンスは
驚くほど違ってくるでしょう。
節やポイントの見方はいろいろありますが、そのポイントが多くのシコリ玉が残った場所としますと、
どうしてもそこでは値動きが止まりがちであったり、反転するポイントだったりします。
こういった基本となる節やポイントを日足ベースであらかじめ洗い出し、まとめておくことは
トレードを視覚的にとらえるうえでも効果的であることはいうまでもありません。
そのうえで、場中の戦略が成り立っていくと考えています。
場中の値動きのみのテクニックに走って、
トレードしても一時期はうまくいくかもしれませんが、長い目ではなかなか続かないようです。
大きな視点の節やポイントはトレードを始める前にまとめておき、
トレードする時は場の値動きに集中したいものです。
本電子ブックの内容
日足ベースの節やポイントを明確になるように表などで意識しておき、
場中では分足などを使った戦略をとる内容を解説していきます。
■事前準備編(日足でチェックしておくポイント)
●一日の中で、どの価格帯が一番意識されたかを表で視覚化する
前日の意識された価格を見やすく視覚化しておきます。
値動きが愚図り易い節やポイントとして利用するだけでなく、
レジスタンス(抵抗値)のポイントとしてエントリーできる準備をします。
●数日の価格帯での節を視覚化しておくどちらの方向に向かう方が値が軽く動きやすいかを
表にしておく方法です。
値が軽い方向に動き出したらチャンスと捉える事が可能になります。
●値動きが愚図り易い価格帯の見つけ方
ロスカットのエネルギーが溜まっている価格帯を見つけます。
このポイントを意識しておくと、利食い、逆張りのエントリーに有効です。
ここまでが、日足ベースで捉えられますので、場が始まる前までに準備しておくことです。
この節やポイントを意識しつつ、ザラ場中の値動きのパターンを例を挙げながら解説していきます。
■場中の戦略
●1分足、5分足を使った節の見方
逆張りのエントリーポイントを見つける方法です。
打診買い(売り)のポイントともなる価格を見つけられるようにします。
●トレンド継続の場合のエントリーポイント
より意識されるポイントでのエントリーするために。
ただ、値動きに流されてエントリーするのはもったいないことが分かります。
●寄り付き方で値幅を取る方法
一日の寄り付き方によって、動きやすい方向があります。
●寄り付き後の値動きの仕方で、サポート・レジスタンスのポイントを見つける
寄り付き方とその後の値動きで、エントリーポイントとして使える価格となり易いポイ
ントを解説します。
●5分足による転換シグナルの見つけ方
トレンドの転換点と継続の目安として使います。
エントリーポイントとしても有用ですので、そのポイントについても解説しています。
このように、準備しておいた日足ベースのポイントと節と、
場中で意識される節やポイントを複合的に組み合わせたトレードの取り組み方を解説していきます。